コンビニ化する「郵便局」が精米所、古着回収、婚活まで…… 続々登場“新サービス”の裏にある「郵便局多すぎる」問題 [きつねうどん★]

1 きつねうどん ★ 2023/07/19(水) 18:30:09 ID:m8y7xF5r
 いまや郵便局では切手や金融商品ばかりでなく、米や醤油、野菜、お菓子なども手に入れることができるという。それどころか「会社の後継者探し」や「終活相談」、果ては「婚活」参入プランまで――。進化を遂げる郵便局の“サービス最前線”を追った。

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 全国に郵便局は約2万4000局あるが、うち約3000局では「無人販売」が行われているという。

 その一つである入下郵便局(宮崎県美郷町)の局長がこう話す。

「約3年前に局内でパンの販売を始めたのを皮切りに、その後、地域社会からの要請もあって品数は増加。現在では野菜やお菓子、調味料、洗剤など約25品目を取り扱っています。ただし私たちが直接販売しているわけではなく、地元商店や農家の皆さんに月1100~4400円の賃料でスペースを貸し出し、物品を陳列・販売してもらっています」

 賃料収入は微々たるものだが「無人販売」に乗り出して以降、1日平均5~6人だった来局者は10~15人程度にまで増えたという。それにより地元住民と触れ合い、彼らの要望や困り事を直接聞く機会も増加。個別のニーズに応じた郵貯や簡保商品の提供へと繋がったケースもあるという。

 一方、東京や神奈川の郵便局では、ネット通販で販売されている生活用品や家電を局内の空きスペースに展示する「JPショールーム」という取り組みが行われている。「郵便局でお掃除ロボットが買える」などと話題を集めた。

「跡継ぎ探します」
 他にも、富山県の水橋郵便局(富山市)の敷地内には精米所が設置され、精米したコメをそのまま郵便局から「ゆうパック」で郵送できるサービスも。また東京や千葉の一部の郵便局では「古着回収ボックス」が局内に設置されるなど、郵便局を活用した新しいサービスは近年、急速に広がりを見せている。

 関西地方の特定郵便局長の話。

「関西の郵便局のなかには事業の“後継者探し”を手伝うサービスを始めているところもある。地方の個人事業主にとって“跡継ぎ”を確保するのは至難の業であり、切実な問題。相談内容に応じて専門業者に繋ぐといった形を取り、要は廃業を回避するためのコンサルタント仲介サービスのようなもの。同じく専門業者へ橋渡しする事業として、お墓や葬儀場選び、遺品整理を手助けする終活紹介サービスも郵便局でやっている」

 兵庫県のある特定局では「喫茶店」運営に乗り出したものの、撤退に追い込まれる“失敗事例”もあったという。

「局内にコーヒーなどを座って飲める喫茶スペースを設けたが、コーヒーを淹れたり、給仕したりするのも局員だったため、忙しくなると通常業務に支障が出たことで早々にサービス中止に至ったと聞いている」(同)

「婚活サービス」
 一度は頓挫したものの、“復活”の動きを見せる新規事業もあるとか。

「数年前に特定郵便局長の発案で“婚活サービス”ができないかと社内で検討されたことがあった。一から事業を立ち上げると時間がかかるが、既存の事業者を買収すれば“すぐにも乗り出せる”と話は進んでいった。郵便局を頻繁に利用するのは50代以上が中心で、孫や子供らの結婚のためならお金を惜しまない人は多くいる。局内に婚活パンフレットを置くだけでも“効果大”との声は多かったが、買収資金の算段などもあって結局、実現しなかった」(同)

 最近、局長同士による集まりの場などで再び、婚活事業への参入案が話題にのぼることが増えているという。

2 きつねうどん ★ 2023/07/19(水) 18:30:18 ID:m8y7xF5r
 郵便局が新規事業へ活発に乗り出す背景には“本業”の不振がある。郵便物の引受数はこの10年で2割超減少。背に腹は代えられず、日本郵政は6月に「長年のライバル」だったヤマト運輸とメール便や小型荷物の物流事業で協業すると発表し、業界関係者を驚かせた。

「整理・統廃合」のタイミング
 民営化によって日本郵政が発足したのは2007年。この間、「郵便局は250局程度しか減っていない」(経済紙記者)とされ、日本郵政の増田寛也社長は5月、日本経済新聞のインタビューに応じ、2040年頃をメドに「(郵便局の)整理が必要になる」と語った。

 収益構造の面から見ても、日本郵政グループの純利益4310億円(23年3月期連結決算)のうち、ゆうちょ銀行とかんぽ生命保険が8割超を稼ぎ、日本郵便の影は薄い。

 ゆうちょ銀行の社外取締役を務めた経験もある、経済ジャーナリストの町田徹氏が言う。

「郵政グループ内では以前から“郵便局ネットワークをどう維持していくのか?”が大きな課題として浮上していました。郵便局が新規ビジネスに活路を見いだすのは必然の流れであり、期待もかかる。ただし、これらの取り組みが収益改善など、本質的な生き残り戦略へ繋がるかどうか――。それを見極めるには、さらなる注視が必要です」

“コンビニ化”する郵便局の未来やいかに。

デイリー新潮編集部

https://www.dailyshincho.jp/article/2023/07190600/

3 Ψ 2023/07/19(水) 18:34:06 ID:ZEpYzweO
ウーバーもできるしヤマトで配達もできるし
やろうと思えばなんでもできるよ

4 Ψ 2023/07/19(水) 18:41:36 ID:nXku0CQl
これは近くにコンビニやスーパーも商店も無く遠くまで買物に行けない過疎地の人々にはいい郵便局の活用法だよ。
単純だが意外と盲点を突いた発想だろう。

5 Ψ 2023/07/19(水) 18:44:49 ID:nXku0CQl
スマホが使いこなせない老人等にはウーバーや配達は敷居が高すぎる。
最近ではどこも自動音声で直に人が電話を取って対応しているわけじゃないからな。

6 Ψ 2023/07/19(水) 18:46:10 ID:GsFhQrZy
駐車場狭いから行く気しないわ

7 Ψ 2023/07/19(水) 18:53:37 ID:X8ymfzFp
郵政民営化は大失敗でした

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