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逢いみての… ★
2020/02/25(火) 02:00:56
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好きなのにすったもんだあった男性を女性が見限るとき、それは「憎むのがつらくて自分の中の憎悪の感情を捨てる」ことにつながる。だが、男はそれを「許された」と思いがちだ。独身男女の恋愛沙汰ならいざ知らず、夫婦の問題となるとこれからのつきあい方もやっかいになる。
結婚して18年、夫にはすでに浮気疑惑が3回もあると、シノブさん(47歳)は言う。さらに、一度、夏に子どもたちと彼女が実家に戻っているときに女性を自宅に引っ張り込んだのは「疑惑ではなく事実」だったというのだ。
「子どもが10歳と8歳のころだから今から8年前ですね。実家に戻ったものの、職場から連絡が入ってどうしても戻らざるを得なくなったんです。午前中に東京に戻ってきて緊急案件を片づけて、そのまま自宅に戻ったら、夫が夫婦のベッドに女性を連れ込んでいた。まさにその現場を見てしまったので、夫も言い訳できませんよね」
そのときは頭が真っ白になり、彼女は何も言えずにただ立ち尽くしていた。気づいたのは相手の女性、そしてすぐに夫もシノブさんを見た。
「夫はあわてたけど、相手の女性は不敵でしたよ。全裸のままゆっくり立ち上がって洋服を着て出て行きました。その間、誰も言葉を発しなかった」
取り残された夫婦は顔を見合わせない。シノブさんはため息をついてリビングへ。しばらくして夫はTシャツと短パンでやってくると、彼女の前に座り込んで土下座した。
「もし私が子どもを連れて帰ってきたら、どうなっていたと思う? 私はそれだけ言って出て行こうとしました。だけどなんだか物足りない。夫の元へ戻って思い切り頭を叩いて、『やることがしょぼいんだよ!』と怒鳴りつけました」
その前にも浮気疑惑はあった。だが、彼女は家庭を守るために見て見ぬフリをした。ひとり家庭より、ふたりの収入で子どもを育てたほうが余裕があるからだ。それに夫に対しても情はあった。
目の前で浮気を見てから、彼女はときどき過呼吸を起こしたり急性胃腸炎を起こしたりした。夫への家族としての「情」が、憎しみへと変わっていった。
夫は彼女に対してどういう言動をとったらいいのかわからなかったのだろう。許してもらえているのかどうか。ときおり妻の顔色をうかがう夫がいた。
「私もどうしたらいいかわからなかった。ただ、夫が憎かった。でもその気持ちを子どもたちの前で出すわけにはいかない。だからつらかったんです」
カウンセリングにかかったり自分の気持ちを整理するために日記をつけたりした。深夜に夫を刺してやろうかと本気で思ったこともあるという。
「包丁片手に、夫の寝顔を見つめていたこともあります。でも子どものことを思うと行動には移せなかった。それに、こんな不実な男を刺して私が罪に問われるのも不本意ですしね」
冷静になろうと彼女は決めた。憎しみの感情は自分をどんどん疲弊させるだけだ。
5年がたったころ、彼女はようやく憎悪の感情にとらわれなくなっている自分に気づいた。ごく当たり前の日常生活を一生懸命送っていたら5年という歳月がたっていたのだ。
「上の子が高校に受かったとき、ちょっと肩の荷が下りて。そのとき、夫への憎しみを手放そうと思ったんです。憎しみを手放すというのは、結局、夫への関心をもたないということなんですけどね。夫に『私、あなたへの憎悪の感情をもうもたないわ』と言ったら、『許してくれるの』という返事。違うんですよね。もう完全に他人になれたという意味なんだけど」
ただ、シノブさんは夫の言葉を訂正しなかった。この人に言ってもわからないというあきらめと、それを訂正する関心さえなくなっていたからだ。
「それ以来、家庭はうまくいっています。夫は私に許されたと思っているから、なんだか少し元気になった。そうなると家の中も明るくなるし。ただ、私は微妙に夫とふたりきりで会話することを避けているし、夫個人に何の興味もありません。夫は気づいていないと思いますけどね」
続く
以下ソース
https://woman.infoseek.co.jp/news/love/allabout_42300
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結婚して18年、夫にはすでに浮気疑惑が3回もあると、シノブさん(47歳)は言う。さらに、一度、夏に子どもたちと彼女が実家に戻っているときに女性を自宅に引っ張り込んだのは「疑惑ではなく事実」だったというのだ。
「子どもが10歳と8歳のころだから今から8年前ですね。実家に戻ったものの、職場から連絡が入ってどうしても戻らざるを得なくなったんです。午前中に東京に戻ってきて緊急案件を片づけて、そのまま自宅に戻ったら、夫が夫婦のベッドに女性を連れ込んでいた。まさにその現場を見てしまったので、夫も言い訳できませんよね」
そのときは頭が真っ白になり、彼女は何も言えずにただ立ち尽くしていた。気づいたのは相手の女性、そしてすぐに夫もシノブさんを見た。
「夫はあわてたけど、相手の女性は不敵でしたよ。全裸のままゆっくり立ち上がって洋服を着て出て行きました。その間、誰も言葉を発しなかった」
取り残された夫婦は顔を見合わせない。シノブさんはため息をついてリビングへ。しばらくして夫はTシャツと短パンでやってくると、彼女の前に座り込んで土下座した。
「もし私が子どもを連れて帰ってきたら、どうなっていたと思う? 私はそれだけ言って出て行こうとしました。だけどなんだか物足りない。夫の元へ戻って思い切り頭を叩いて、『やることがしょぼいんだよ!』と怒鳴りつけました」
その前にも浮気疑惑はあった。だが、彼女は家庭を守るために見て見ぬフリをした。ひとり家庭より、ふたりの収入で子どもを育てたほうが余裕があるからだ。それに夫に対しても情はあった。
目の前で浮気を見てから、彼女はときどき過呼吸を起こしたり急性胃腸炎を起こしたりした。夫への家族としての「情」が、憎しみへと変わっていった。
夫は彼女に対してどういう言動をとったらいいのかわからなかったのだろう。許してもらえているのかどうか。ときおり妻の顔色をうかがう夫がいた。
「私もどうしたらいいかわからなかった。ただ、夫が憎かった。でもその気持ちを子どもたちの前で出すわけにはいかない。だからつらかったんです」
カウンセリングにかかったり自分の気持ちを整理するために日記をつけたりした。深夜に夫を刺してやろうかと本気で思ったこともあるという。
「包丁片手に、夫の寝顔を見つめていたこともあります。でも子どものことを思うと行動には移せなかった。それに、こんな不実な男を刺して私が罪に問われるのも不本意ですしね」
冷静になろうと彼女は決めた。憎しみの感情は自分をどんどん疲弊させるだけだ。
5年がたったころ、彼女はようやく憎悪の感情にとらわれなくなっている自分に気づいた。ごく当たり前の日常生活を一生懸命送っていたら5年という歳月がたっていたのだ。
「上の子が高校に受かったとき、ちょっと肩の荷が下りて。そのとき、夫への憎しみを手放そうと思ったんです。憎しみを手放すというのは、結局、夫への関心をもたないということなんですけどね。夫に『私、あなたへの憎悪の感情をもうもたないわ』と言ったら、『許してくれるの』という返事。違うんですよね。もう完全に他人になれたという意味なんだけど」
ただ、シノブさんは夫の言葉を訂正しなかった。この人に言ってもわからないというあきらめと、それを訂正する関心さえなくなっていたからだ。
「それ以来、家庭はうまくいっています。夫は私に許されたと思っているから、なんだか少し元気になった。そうなると家の中も明るくなるし。ただ、私は微妙に夫とふたりきりで会話することを避けているし、夫個人に何の興味もありません。夫は気づいていないと思いますけどね」
続く
以下ソース
https://woman.infoseek.co.jp/news/love/allabout_42300
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