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逢いみての… ★
2020/05/29(金) 00:05:25
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新型コロナウイルスの影響で、日本中が巣ごもりを強いられている。5月25日に緊急事態宣言が全国で解除されたとはいえ、まだまだ不要不急の外出を控える自粛生活は続きそうだ。
そんななか、こうした生活を支えるべく日本各地を走り回るトラックドライバーたちは、仕事量が増え多忙を極める上に感染源と誤解されてあらぬ偏見を受けたり、さらには彼ら自身だけでなく、その家族までもが未だ差別にさらされているという。
以下の記事は、5月11日発売の『週刊プレイボーイ』で元トラックドライバーの橋本愛喜氏が、その窮状をレポートしたものだ。コロナ禍における巣ごもりのなかでも、大きく困ることなくわれわれの生活が成り立っている裏には、こうしたトラックドライバーたちの苦難と努力があることを、この記事で知っていただきたい。
4月7日から5月25日までおよそ1ヶ月半続いた緊急事態宣言により、日本中が巣ごもり生活を強いられた。
しかし、人々が外出や外食を控えるなかで消費が大きく伸びている分野もある。例えば3月のスーパーマーケット総売上高は、前年同月比8.8%増。また、大手ECサイトでは、荷量の増加で商品出荷までの時間がかかったり、配達が遅れるケースも起きている。
こうした状況で、これまで存在をあまり意識されることのなかったトラックドライバーたちがいい意味でも悪い意味でも注目されている。彼らを取り巻く環境の変化を、元トラックドライバーである筆者が伝えていきたい。
まず、もともと過酷な労働条件で慢性的な人手不足に陥っているトラックドライバーだが、巣ごもり消費の急増を受けて物流は混乱の絶頂にある。会社同士の契約や保持する車両と荷物の相性などから、運ぶモノがある程度決まっているトラックが多いが、特に食料品や日用品の輸送ドライバーからは、悲鳴に近い声が聞こえてきた。
「ネット通販の商品取り扱いが増えているだけでなく、普段なら直接本人同士が会って手渡ししていたモノを配送するお客さんも増えているため、荷量が激増しました」(大手運送企業宅配ドライバー)
「皆さんのお役に立てていることを実感していますが、もう限界です。物量が多すぎてトラックに載りきらない」(生協配達員)
さらにデマや買いだめ・買い占めも、彼らの大きな負担になっている。
「昨年の同じ月より確実に物量が増えていて、本来の出勤時間のもっと前から働かざるをえない状況です」(食品輸送ドライバー)
「トイレットペーパー騒動の際は配送量が2倍になりました」(関東地場ドライバー)
そんな彼らの苦労に対し、最近はトラックドライバーへ感謝を示す声が起きている。筆者自身の経験も含め、普段から「邪魔だ」「遅い」といった苦情のみならず「底辺職の筆頭だ」「トラックドライバーだけにはなりたくない」といった差別的な言葉を投げかけられることも多かったこれまでを思えば、こうした変化は歓迎すべきことだ。
愛媛県新居浜市内の小中学校は、トラックドライバーの親を持つ児童、生徒に対し登校自粛を要請した。しかし、この対応が職業差別にあたるとの指摘を受け要請を撤回。その後こうした差別を禁止するプリントが配布された。
しかし、「よい変化」はごく一部の話で、彼らが受ける職業差別は今、よりひどくなっている。
4月上旬、愛媛県新居浜市の小学校校長が「新型コロナウイルスの感染を防ぐ」という理由で、親が東京や大阪などの感染拡大地域を行き来する長距離トラックドライバーである児童3人(新1年生を含む)に対し、登校しないよう要請していたことが判明した(同校はその後、対応を誤りと認め謝罪した)。
また、同県松山市では、感染拡大地域を行き来するトラックドライバーの家族が、医療機関から受診を断られるケースが発生した(その後、県が医師会と保健所を通じて医療機関に注意喚起した)。
続く
以下ソース
https://wpb.shueisha.co.jp/news/society/2020/05/28/111362/
★関連板★
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以下の記事は、5月11日発売の『週刊プレイボーイ』で元トラックドライバーの橋本愛喜氏が、その窮状をレポートしたものだ。コロナ禍における巣ごもりのなかでも、大きく困ることなくわれわれの生活が成り立っている裏には、こうしたトラックドライバーたちの苦難と努力があることを、この記事で知っていただきたい。
4月7日から5月25日までおよそ1ヶ月半続いた緊急事態宣言により、日本中が巣ごもり生活を強いられた。
しかし、人々が外出や外食を控えるなかで消費が大きく伸びている分野もある。例えば3月のスーパーマーケット総売上高は、前年同月比8.8%増。また、大手ECサイトでは、荷量の増加で商品出荷までの時間がかかったり、配達が遅れるケースも起きている。
こうした状況で、これまで存在をあまり意識されることのなかったトラックドライバーたちがいい意味でも悪い意味でも注目されている。彼らを取り巻く環境の変化を、元トラックドライバーである筆者が伝えていきたい。
まず、もともと過酷な労働条件で慢性的な人手不足に陥っているトラックドライバーだが、巣ごもり消費の急増を受けて物流は混乱の絶頂にある。会社同士の契約や保持する車両と荷物の相性などから、運ぶモノがある程度決まっているトラックが多いが、特に食料品や日用品の輸送ドライバーからは、悲鳴に近い声が聞こえてきた。
「ネット通販の商品取り扱いが増えているだけでなく、普段なら直接本人同士が会って手渡ししていたモノを配送するお客さんも増えているため、荷量が激増しました」(大手運送企業宅配ドライバー)
「皆さんのお役に立てていることを実感していますが、もう限界です。物量が多すぎてトラックに載りきらない」(生協配達員)
さらにデマや買いだめ・買い占めも、彼らの大きな負担になっている。
「昨年の同じ月より確実に物量が増えていて、本来の出勤時間のもっと前から働かざるをえない状況です」(食品輸送ドライバー)
「トイレットペーパー騒動の際は配送量が2倍になりました」(関東地場ドライバー)
そんな彼らの苦労に対し、最近はトラックドライバーへ感謝を示す声が起きている。筆者自身の経験も含め、普段から「邪魔だ」「遅い」といった苦情のみならず「底辺職の筆頭だ」「トラックドライバーだけにはなりたくない」といった差別的な言葉を投げかけられることも多かったこれまでを思えば、こうした変化は歓迎すべきことだ。
愛媛県新居浜市内の小中学校は、トラックドライバーの親を持つ児童、生徒に対し登校自粛を要請した。しかし、この対応が職業差別にあたるとの指摘を受け要請を撤回。その後こうした差別を禁止するプリントが配布された。
しかし、「よい変化」はごく一部の話で、彼らが受ける職業差別は今、よりひどくなっている。
4月上旬、愛媛県新居浜市の小学校校長が「新型コロナウイルスの感染を防ぐ」という理由で、親が東京や大阪などの感染拡大地域を行き来する長距離トラックドライバーである児童3人(新1年生を含む)に対し、登校しないよう要請していたことが判明した(同校はその後、対応を誤りと認め謝罪した)。
また、同県松山市では、感染拡大地域を行き来するトラックドライバーの家族が、医療機関から受診を断られるケースが発生した(その後、県が医師会と保健所を通じて医療機関に注意喚起した)。
続く
以下ソース
https://wpb.shueisha.co.jp/news/society/2020/05/28/111362/
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