【メディア】事実を隠蔽し読者を錯誤に陥らせる… 伊是名夏子を擁護するアエラが駆使した“騙しのテクニック”  読点「、」の詐術とは

1 逢いみての… ★ 2021/06/04(金) 00:03:49 ID:
 週刊誌のアエラが6月7日号で、社民党常任幹事の伊是名夏子氏を擁護する記事を掲載した。事実を隠蔽し、読者を錯誤に陥らせるテクニックを駆使した上で、識者の声を利用してSNSの批判に正当性がないことを主張するもの。非SNS空間ではこの手法で読者を欺けるという、見本のような記事を解説する。

 問題の記事は編集部深澤友紀氏の署名記事。全面的に伊是名氏を擁護する内容であるが、これは雑誌アエラに掲載されたもので、ネットでは読むことはできない。対象とする読者層はSNSとはあまり関わらない、旧メディアへの依存度が高い人々と考えていい。

 そこで、伊是名夏子氏の件は新聞で少し見ただけ、ネットではどのような批判が起きているか知らない人の状態になって記事を読んでいることを想像してほしい。

 まず、記事を読む人が目にするのは見出しと前文である。ここで(何かおかしいな)と違和感を感じられてしまっては、最後まで読んでもらえない。そのためテクニックが駆使されている。

メイン見出し:わきまえていたら乗れなくなる

サブ見出し:車いすユーザーの「乗車拒否」問題

 「わきまえる」という昨今の流行り言葉を入れてキャッチーにして、控えめで自分を主張できない人は(公共交通機関に)乗れなくなるという趣旨の刺激的なものとしている。伊是名氏の一連の事態を見てもそのようなことはないのだが、そう思うのは書き手の主観であるから、主観の範囲で何を表現するかは自由と考えているのであろう。

 問題はサブ見出し。伊是名氏は乗車拒否に遭わずに目的地まで到達し、JR東日本も乗車拒否した認識はないと答えている。それなのに乗車拒否を見出しに掲げるのは事実に反する。そのため、そのまま乗車拒否を使用することはできず「 」付きとした。「 」で括れば(いわゆる)とか(本人が言うには)というニュアンスとなるため、「虚偽の事実を見出しにしていない」と言える。

 目次ではダイレクトに「障害者はわきまえていたら電車に乗れない」となっている。目次を見て、メイン・サブの見出しを見た読者はどう思うか。「車いす利用者がおとなしくしていたせいで、乗車拒否に遭ったのだな」と感じるのではないか。分かりやすく言えば「ホワイトカラー向け東スポ風の見出し」で読者を引き寄せているのである。

 最大の問題は前文。見出しはある程度、刺激的になっているのは多くの人が知っているはず。しかし、前文は本文の要約と本文への導入部分であるから、見出しのように刺激的にというわけにはいかない。前文は以下である。

”電車の乗降に介助が必要な車いすユーザー。階段しかない無人駅を利用するために介助を求めることは「わがまま」なのだろうか。SNSなどで大きな批判があった、障害者が移動の自由の権利を求めることについて考える。”

 前段を見てみよう。通常の方法で、車いすユーザーが介助を求めることを「わがまま」と解釈する人間などいないはず。その意味で、誰もが納得する内容。僕も「わがまま」とは思えない。問題は後段である。

”SNSなどで大きな批判があった、障害者が移動の自由の権利を求めることについて考える。”

 伊是名氏の言動について「SNSなどで大きな批判があった」のは事実。それはいいが、この一文はどこに掛かるのかがはっきりしない。普通に読むと「障害者が移動の自由の権利を求めること」に掛かっているように見える。しかし、実際には伊是名氏が主張する「移動の自由の権利を認めろ」ということ自体を批判した人はほとんどいない。最初から乗車拒否に遭うように、狙い撃ちしたかのように来宮駅に行くという方法こそが批判されているのであり、その目的を悪いと言う人などいない。

続く

以下ソース
https://reiwa-kawaraban.com/society/20210603/

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2 逢いみての… ★ 2021/06/04(金) 00:04:18 ID:
 以下の2つの文章を見ていただきたい。

(1)SNSなどで大きな批判があった障害者が移動の自由の権利を求めることについて考える。

(2)SNSなどで大きな批判があった、障害者が移動の自由の権利を求めることについて考える。(原文)

 (1)なら、SNSで大きな批判を受けたのは、「障害者が移動の自由の権利を求めること」以外には考えられない。そのように記述すると、虚偽になる。しかし、原文である(2)のように「、」を入れたらどうか。被修飾語は「障害者が移動の自由の権利を求めること」に限定されなくなる。つまり、以下のような解釈が可能になる。

 電車の乗降に介助が必要な車いすユーザー。階段しかない無人駅を利用するために介助を求めることは「わがまま」なのだろうか。(伊是名夏子氏の一連の行動に対して)SNSなどで大きな批判があった(が)、(ここでその問題の1つである)障害者が移動の自由の権利を求めることについて考える。

 読者は「、」の意味などいちいち考えず、短絡的に(SNSでは障害者の移動の自由の権利を求めている伊是名氏を猛烈に批判しているのか、とんでもない連中だ、SNSにはモラルがないのか)と感じても不思議はない。これこそ読者を欺く詐術のような文章。以上の説明を見た後で、もう一度アエラが示した前文を読んでいただきたい。

”電車の乗降に介助が必要な車いすユーザー。階段しかない無人駅を利用するために介助を求めることは「わがまま」なのだろうか。SNSなどで大きな批判があった、障害者が移動の自由の権利を求めることについて考える。”

 アエラの尺度では虚偽の事実は書いていない。出来上がった記事の前文をフラットな目で読めば、SNSではとんでもないことが起きていると感じるのではないか。

 ここまでお膳立てすれば、後は簡単。伊是名氏の来宮駅での一件について、目的(障害者の移動の権利を守る、バリアフリー化を進める)については批判されず、方法(政治的思惑で狙い撃ち、JRに過度なサービスを要求)を批判されているのであるから(参照:伊是名氏ニッコリ 社民党が援護「暇な人たち」)、方法についてはスルーし、目的の正当性を主張するだけで事足りる。

 説得力を持たせるために識者もそれらしい人を用意。「内閣府障害者政策委員会の委員長で、日本人初の国連障害者権利委員会委員も務めた」石川准・静岡県立大学教授を引っ張り出してコメントさせている。肩書きに圧倒されて、読者も(偉い先生が言うのだから間違いない)という思いにさせられてしまう。そして故意か偶然か、その偉い先生がひどく不勉強で、以下のようにコメントしている。

 「(JRが)無人駅だから、階段しかない駅だから案内できないとしたのであれば問題です」。

 これは事実と異なる。小田原駅では要員手配をできなかったが、伊是名氏が熱海駅に向かう途中に要員手配が可能になったため、案内したのである(参照:社民党「伊是名氏に謝れ」声明の論理破綻 https://reiwa-kawaraban.com/society/20210427/)。つまり石川教授は「階段しかない駅だから案内できないとしたのであれば」と誤った理解のまま、前提事実を把握せずにコメントしているのである。

 本来なら深澤記者が「先生、それは事実と違います」と注意して、状況に合った適切なコメントを言わせなければならない。それをしなかったのは、誤った前提を事実であるかのように伝えたかったからと思われても仕方ない。地の文章でそのように書けば虚偽の事実の摘示になるが、識者のコメントなので「言ったまま書いています」というエクスキューズが可能である。その結果、「JRは無人駅だから案内しなかったのか、けしからん」と感じる読者は少なくないと思われる。

続く

3 逢いみての… ★ 2021/06/04(金) 00:04:41 ID:
 それ以外にも本文には読者を欺くの表現が駆使されている。いくつか挙げてみよう。

アエラ:車いすで利用できるタクシーは多数が限られ、乗れるとも限らないが、仕方なく熱海駅に向かった…

→タクシー会社が対応可能、介護タクシーもあった(参照:伊是名氏の言い訳破綻 タクシー会社に聞いた https://reiwa-kawaraban.com/society/20210407/

アエラ:(リベラルな立場の人から伊是名氏に批判が起きていることについて)複合マイノリティーの私(筆者註:伊是名氏)には、とにかく、批判が向けられ、理解にされにくい

→複合マイノリティであることを理由に批判している人などいないのでは? 伊是名氏の相手に迷惑をかけてでも自らの主張を通そうとする姿勢、さらにヘルパーの不正受給を告白するなど反社会的な行為こそが批判の原因と思われる。

アエラ:人権問題として提起したのに「施し」「思いやり」の話に変換され、議論が交わらなかった。

→人権問題(伊是名氏の行動の目的)は批判されていない。方法論が批判されており、方法論の中で「施し」「思いやり」の話になるのは当然。それは話の変換ではなく、議論の場の設定である。伊是名氏が狙った議論の場に誰も乗らず、問題とした方法論への批判に終始したことを「話の変換」と表現し、SNSの多くの人が議論をすり替えているかのような印象を与えている。

 見出しから前文と続いて、本文がこの内容であるから、アエラの読者の多くは伊是名氏は障害者のために声を上げた勇気ある女性で、同情すべき被害者と考えたことであろう。そしてSNSはそのような正義の人を批判する無法地帯と感じたことは想像に難くない。アエラにはAERAdot.というサイトがあるが、そこに掲載しないのは、ネットでは詐術のような記事が批判を浴び、ズタズタにされてしまうからではないか。

 そのため紙媒体だけの掲載になったのかもしれない。それは反対尋問のない法廷に立つ被告人のようなものである。このような方法で朝日新聞系のメディアは非ネット読者を欺き続けていたものと思われる。

 最後に深澤友紀記者は青学大らしいので、同門の出身者として書いておきたい。ジャーナリストにとって大事なのは、文章の巧拙ではない。メインの問題は何か、どの部分が最も問題になっているのかを的確に指摘し、その点について社会通念に沿った論評ができるかどうかが最も問われる。

 自分にとって都合の良い事実だけを並べ、読者を誤誘導する者にジャーナリストを名乗る資格はない。深澤友紀記者には、詐術のような記事を書いて母校の名を汚さすことがないよう、同じキャンパスで学んだ人間として切に望む。

4 夜更かしなピンクさん 2021/06/04(金) 00:10:45 ID:
戦場ポルノで良く使う手だな

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